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ＧＷの北穂高東陵の帰りに見えたカッコイイ屏風岩と明神岳。
東さんが登りたいねと呟いたのがきっかけでＳＷの計画となりました。
ＧＷからの毎週特訓の成果もあり計画承認のお墨付きも貰え道具も追加で揃えました。
１日目は前夜車中泊からの上高地〜横尾。
ここで蝶ヶ岳目指すＢ班（石川さん、竹内さん、氷見さん、石塚さん）と別れます。
Ａ班（東、豊田）である我々は屏風岩東壁凌雲ルート目指して進みます。
岩小屋跡から渡渉してルンゼを登りＴ４尾根の取り付きに到着。
登山靴などの装備をデポして登攀開始。
T4尾根1P目（IV+級）2P目（V-級）と僕にしては手強いもののセカンドなので余裕を持って登れました。
雲稜ルートの取りつきはテント２張りくらいでしょうか。
早々にテントを張り明日に備えます。
２日目、一番乗りで登攀開始。
1P目 （V級）後ろから１３クライマーに煽られながらもセカンドなので余裕を持って登ります（笑
2P目 （V+級）右に左にスラブを登ります
3P目 5.11c アブミ出して駒形ハングより楽勝だなぁ とセカンドなので余裕でした。
4P目 （IV+級)5.10a 宙吊り事故のあったトラバースは高度感万点！
5P目 （V+級）クラックを利用してスラブを登ります。
6P目 （IV級）ここもクラックを利用してスラブを登りますが滲み出しと苔が嫌らしい
終了点からの眺めは最高で横尾から唐沢のルートを歩いてる人が小さく見えます。
正面には常念岳から蝶ヶ岳の稜線が素晴らしいです。
ここから上は泥なので懸垂下降で降ります。
ルンゼを下り渡渉して小梨平のキャンプ場へ。
ここはお風呂もあるし物資も安くて最高です！
３日目は明神岳東稜を目指し暗いうちに小梨平を発ちます。
明神館からひょうたん池を目標にルンゼを登ります。
藪漕ぎで足元を濡らしながら小さなひょうたん池に到着。
少し休憩して尾根に取り付きます。
階段の簡単な３ピッチを登りますが岩が脆く浮石も多くデンジャラス。
ハイマツを掻き分けらくだのコルに到着。
見上げると明神岳がそびえています。
少し休憩してバットレスを２ピッチ。
短いスラブを１ピッチ登り後は脆い岩を恐る恐る登ります（笑
途中で雷鳥を見つけ戯れたりもしました。
浮石の多い岩場を登ると明神岳（２９３１ｍ）の山頂に到着。
山頂表示がありませんので一番高そうな所で小休止。
ここで２峰に向かうか前穂高岳に向かうか検討しましたが小梨平のお風呂が待ってます（笑
なのでトラバースして紀美子平あたりから重太郎新道を下ります。
明るいうちに小梨平に到着するとＢ班が食事の用意をしていました。
お風呂に入り宴会に混ざりますが僕は疲れていたので２１時で退散（笑
４日目、ゆっくり朝ごはんを食べて平湯温泉目指します。
高速道路も混んでなくて無事に大阪に到着。
４日間天気も最高で全員無事に遠征を終えました。
バックアップしてくれた皆さん、フォローしてくださった東さんありがとうございました。
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