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行者尾根 木本・竹内・氷見パーティ
2/17
石川号（杉村、石川、木本 竹内 氷見）で21時大阪発 西に向かってひた走る。
赤松ＳＡで井出号（井出、八木）と合流してさらに西へ。
吹雪の中、溝口インターを降りてローソンへ。
ビールを仕入れて下山駐車場へ。
あと2.5キロというところで通行止め。
しかたなくインター近くまで戻ってぐるっと回って、スキー場の駐車場横を通って40分回り道して、いままで見たことも無い３ｍ近い雪の壁を乗り越えてテン場へ。
テントに入ってプチ宴会して寝たのが３時半。
2/18
７時起床。
頑張って８時出発。
８時半大神山神社。
９時半元谷避難小屋。
ここで弥山組と別れて10時発、行者尾根へ。
全くトレースがない。
ガスっているため行者尾根がわからないが、地図とコンパスをたよりに尾根っぽいところに取り付く。
12時半までひたすらラッセルすることになるが、ここは行者尾根だという確信が深まる。
佳奈さん嬉々としてラッセルに励む。
先週の冬山講習会の成果がばっちりだ。
1300ｍで夏道のトレースにポンと突き当り、頂上を目指す。
すぐに樹林帯が終わり、赤旗とトレースを頼りに登っていくが、だんだん風が強くなってくる。
６合目避難小屋は見つからない。
今年もしっかり埋もれてしまったのか。
1500ｍくらいで上から下りてくるパトロール隊に出合う。
隊長のストックが木なのか竹なのかわからないが、レトロな雰囲気に見惚れる。
９合目まで行って、次の標識が見えないほどガスっているので下りてきたという。
頂上まで行けなくても14時には撤退することに決めて、最後尾の竹ちゃんに登ってきたトレースが目視できるかどうか時々後ろを見るように伝える。
13時半、1600ｍまで登ると、赤旗がかすんできて、急に吹雪になる。
「帰ろう！」と宣言して、まわれ右。
素晴らしいスピードで駆け下りて樹林帯に入り、ほっとしてティータイムにする。
甘いココアがおいしい。
15時テン場着。雪に埋もれたテントの除雪をしていると弥山組が帰って来た。
間違えて別山尾根に取り付いてしまったが、時間切れになるので撤退したらしい。
正解だ〜。
商店街でアルコールをいっぱい仕入れて大山恒例（曾さんと来た時のすき焼きがあまりにもおいしかったので勝手に恒例メニューに決定）のすき焼きと井出さんの顔芸（日本酒１升飲ませたらやってくれます）で楽しく過ごし、暖かく寝る（冬山講習会でのシュラフ無し雪洞泊に比べたら、ぬくすぎ）。
2/19
ゆくっり撤収して、車を掘り出す。
パトロール隊は今日も夏道を登っていく。
毎週土日パトロールしてくれているんだろうか。
有難いことです。
プロドライバー杉様の運転で13時に関目のファミレスでバイキングランチをしっかりお腹に詰め込んで15時に自宅へ。
ランチ込みで２泊２日5500円のお得な旅。あ、お酒は別料金です。
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