大山・弥山　西陵 山行日 ： 2017年1月7日〜8日 山域名 ： 大山 参加者 ： 石川CL・豊田ＳＬ、東、植松、小正、日浦 　　　　　　 報告者 ： 石川
１/7 JR大阪駅前、旧大阪中央郵便局前に22時に集合、天気に不安を抱いての出発となる。 今回の山行は３０歳代が３名いて、平均年齢が若い。 西稜ルートは今回２回目で、前回は取付き点を間違い、あきらめて退却している。 是か非とも今回は上まで抜けたい。 １/8 道中、雪少なく、気温も高い。 南光河原駐車場に1時30分に到着、すぐにテントを張って仮眠。 　　　　　　　　　テントのスペースを空けるため私は車で。 5時起床、早くも小雨がパラついてきていた。 大山の冬山経験者は私だけで、元谷小屋まで道案内役となる。 元谷小屋には1パーティがいて挨拶を交わし、ルートの情報収集をする。 トレースは西稜の取り付きまでついていた。 また、皆しっかりと下調べをしてきたみたいで迷うことはなかった。 しかし、取付きの時点で予定より約1時間の遅れがあった。 東、日浦組、豊田、小正組、植松、石川組の順で取付いていった。 兎に角ブッシュだ。 ピッケルが邪魔なくらい、小枝づかみのクライミングだ。 10ピッチを連続でスタカットで登っていくが、4ピッチぐらいから東組、豊田組の声が遠のき離されて いった。 休憩も短く2回ぐらい、ランナーもあまりとらずハイペースだったのに。 傾斜が緩くなり、前方が開けてきたのでコンテに切り替える。 やっと一般道の稜線に出た。 弥山山頂に立ち寄り、山頂小屋では東さんが温かく出迎えてくれた。 １５時30分だった。 みんなと再会、東、豊田組は12頃に着いたそうで3時間半の遅れ、なんで、耳を疑う。 言葉がでなかった。熱い白湯をいただくも苦く意気消沈、どっと疲れがでた。 下山開始、駐車場までのおよその時間は計算できていたが、明るいうちに戻れるかみんなはきっと 不安だったと登る前に抱いていた様子と当日はかなり異なっていた。 雪少なく、ずるずるの雪で、雨は降っているはで、ルートは最悪のコンデション。 １７時30分に到着、帰り支度をしていると薄暗くなっていた。 遅れがなければ今頃は大阪に着いていたはず、なんて思うと申しわけなく思った。 こんなはずではない、天気が良くて、雪が締まっていれば快適なルートのはず。 今回は反省ばかりの山行となってしまったが、そのうちに天気のいい日を狙ってまた登ってみた い。
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