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8:53発ＪＲ本山駅前からバスにて渦森橋まで移動。
バスを降りたところに地図があり、西山谷と大月地獄谷の分岐であることを確認。
目的の大月地獄谷を目指す。
天気は曇り。
湿度は高いが、沢の側を歩くので、風が吹くと気持ちがいい。
しばらく車道を登って行くと、堰堤が出てきた。
大月地獄谷は幾つもの堰堤を巻きながら、上まで登り詰めるのだが、数を数えたら、なんと26個もの堰堤があった（河野さん調べ）。
破線ルートなだけあって巻道も当然整備されておらず、ドロドロの斜面を木の根や草なども掴みながら登る事に。
踏み跡も不明瞭で、ルートファインディングも難しい。
途中、踏み跡を辿っていくと、沢から離れて尾根に向かっていたので、地図を出して確認。元のルートに戻ることができた。
最後の二又で、ほとんど人が入っていないルートを選択。
そこからは薮こぎ地獄。
たらの木や木苺など、棘とげした植物も多く、腕やら足が、引っ掻き傷だらけに。
最後は笹藪を越えて、駐車場の裏手に上がることができた。
帰りは天狗岩南尾根を選択。
１時間ほどで、スタート地点のバス停まで戻ってくることが出来た。
河野さんが弟さんの作ったクラフトビールを持参してくれていたので、近くの公園で乾杯。とっても飲みやすくて、疲れた体に染み渡る。
ロープを出す程ではなかったが、なかなかアドベンチャーなハード破線ハイクとなった。
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