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(右の写真、神戸市北区の井出さん、テントの中でトポを調べる）
数週間前、石川さんからＴＥＬを受ける。
『八木さん、この夏､屏風岩へ行きますか』、もちろん『行きます』と返事を返す。
そして今日、3人で練習をしましょうと手配してくれました。
本日はワン、ツウ・ピレイ＆クライミングでのぼりましょう、Ｗロープを結んで。
登攀前夜の夜は少し寒かった。
5時半起床、7時20分頃、神社境内を撤収し出発。
取り付き9時ごろ、登り始める。
天気は快晴、今日は陽射しが強い、でも正午までである。
午後からは日陰になり意外と肌寒くなるだろうと・・・、
その通りになった。
地蔵岩のフェイスは真東向きの壁面、陰は壁を覆い日時計の様に連なる山間に時を伸ばし始める。
（写真右、神戸市北区の井出さん、出身地は京都。2ピッチ目の終了点でリードの石川教官をビレイ)。
本ちゃんの練習、ダブルロープピレイを練習。
普通にスムースなロープワーク、これ以上のウンチクをたれる必要は無い。
むしろたれる方が素人！彼はフリー、ＡＯ、Ａ1、アブミ、と淡々とこなしてゆく。
ぼんまに真面目な人。
このパーティに入る自分が浮くナ・・・
3ピッチ目をリードする石川さん・・・ヌンチヤクが足りません・・・と。
そしたら、最寄りのピンでセルフ取ってください。
取った？
ほんなら、遊ぶロープを垂らしてください、それにギアを載せますので、その後引っ張り上げてください、オーバー！OK、
イエス・アイ・ドウ、ライク・ユア・セイ。
（写真右､大|坂市淀川区の石川さん．日本山岳指導員の有資格者、ロープとギアを整理・撤収）
“さて、みなさん、これからラドン雪彦温泉へ行きましょう”
12時過ぎ、登攀終了。
ゆっくりとお昼ご飯を食べ、ギアを整理。
落ち着いたところで、ホナ、帰りましょうか。
今日はこれと言ったトラブルはないし不満もない。
ただ、筆者としては石川さんだけにリードを頼ってしまったことだけが問題でした。
なぜ、自らリードすると言えなかったのか・・・また、3人でリードを交代しなかったのか…、
本ちゃんを想定した練習であるにも拘らず。
根性が足らなかったのは事実です。
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