|
金曜日の夜23時に梅田で集合し、午前1時三宮発のフェリーで小豆島へ向かいました。
船の中で天気を確認すると、土曜日は晴れ、日曜日は曇り、月曜日は午前中雨予報でした。
それならば、土曜日は吉田の岩場でフリークライミング、日曜日に拇岳の赤いクラックを登る予定と打ち合わせしました。
10/8土曜日
朝、定刻より遅れて到着し、近くのコンビニで千葉さんと落ち合いました。
天気予報を確認すると、翌日の日曜日が雨予報に変わっていました。
現在8時前、今から取り付きへ行って登っても下山は夕方以降、しかもすっかり日曜日にマルチをするメンタルになっていてので、予定通り初日は吉田の岩場でフリークライミングをすることになりました。
キャンプ場でテントを設営し、いざ吉田の岩場へ。
ビギナーズロック下部、10.7、10.9で肩慣らし。
お昼を食べ、午後は上部の5.7〜5.9のルートでフリークライミングを楽しみました。
下山後、買い物をし千葉さんが事前に準備してくださったお肉でBBQ!!
久々の宴会はとても楽しくて美味しい時間となりました。
10/9日曜日
4時起床、5時キャンプ場発、6時頃赤いクラックの取り付きに到着。
天気予報を見ると昼過ぎには降雨予報。
我々3･2･2の3パーティーだと昼には間に合わないだろうということで、1ピッチのみ登って懸垂で降りることにしました。
私が先陣きってリードで登り始めましたが、サビサビのハーケンにビビり、ルートファインディングに時間がかかり、１ピッチ登るのもやっとでした。
柱状節理を登り切って直ぐにある終了点を、前回は左巻き、今回は右巻きで登ってみましたが、左巻きのほうが登りやすかったかもしれません。
前回はセカンドで記憶の改竄かもしれませんが。
どちらにせよ、もっとスムーズに登れるようにならないと、赤いクラックを登り切るのは大変だなと反省するところです。
フォローの名取さんを引き上げながら、後ろを振り返ると景色は素晴らしく、前回は怖くてあまり景色を楽しむ余裕もなかったので、少しは成長したんだなと感慨深い気持ちになりました。
名取さんは今回が初めての遠征で、初めての本チャンでした。
登ってきて、体重を後ろに預けハンギング状態も恐々、景色を見るのは怖いと言っていましたが、めちゃめちゃ共感です。
そのころには雲行きも怪しく、風も冷たくなっていました。
初めてだらけで緊張していたのか、懸垂の手順がわからなくなっていたようで、二人で手順などを確認しつつ懸垂の準備をしました。
私も初めて人に教えるので何回も確認しつつ、めちゃめちゃ緊張していました。
名取さんが無事に懸垂で降りたところで少しホッとしたのか、急に凍え始めました。
さっきまで薄寒いなとは思っていたのですが、下から寒いなと声が聞こえて余計に体もブルブルし始めました。
私が懸垂で取り付きまで下りたころには、1時間半以上もたっていて、時間が掛かりすぎたなと反省しました。
次のパーティーは、桂山さん、氷見さん、千葉さんの３人でした。
リードは桂山さんで、前日のフリーではトップロープで遊ぶことが多かったですが、マルチになるとひょいひょいと登っていて、マルチ向きの人なんだなと思いました。
千葉さんもずいずい、氷見さんもよいっこいよっこいあっという間に登っていました。
私達最初のパーティーの懸垂用ロープが垂れてたままで、ロープの処理が大変そうでしたが、三人とも無事に降りてきました。
最後のパーティーは、曽谷さんと、石塚さんでした。
曽谷さんがリードだったのですが、登っている最中から小雨が降り始めました。
シングルロープで登っていたので、途中ロープの流れが悪くなるわで、垂れている懸垂用ロープで引き揚げつつ終了点へ。
フォローの石塚さんは濡れた岩を登り、二人が下りて来るころには、昼前になっていました。
皆無事に降りてこれた事に感謝し、下山。
車に着くころには雨も激しくなってきました。
キャンプ場に着いて最初にしたことは、雨漏り対策でした。
みんなで細引きやらロープやらツェルトで、天蓋をつくったり工夫をしましたがどうしようもなく、結局新しいテントを借りました。
借りたタープも雨漏りが激しく、タープの下でカッパを着て傘をさしつつ、もつ鍋宴会で大笑いしました。
10/10月曜日
明け方まで激しかった雨もやみ、撤収は濡れずに済みました。
岩場はびしょびしょなので、小豆島在住の千葉さんが観光ガイドをしてくださいました。
寒霞渓・千葉さん宅・エンジェルロードを巡り、小豆島観光を堪能しフェリーで無事の帰宅となりました。
|
